土曜日に石神井川に桜を見に行きました。開花はまだでしたが、凛さんには関係なかったようです。
今日は大井埠頭へ自転車の練習ではなく、凛と魁の水遊びに行ってきました。泳ぎまくりの凛の写真。
これから読む本リスト
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西行 (新潮文庫)
まずは白洲正子さんによる
西行_wiki伝。桜の花が咲く前にぜひ読みたい1冊。ついに愛しのドラマ「鹿男あをによし」が終わってしまいましたが、日本人とは誰か、その源泉に触れたくなった今、日本人に桜の花を愛でる風習をつけた元祖ともいうべき西行のひととなりを改めて知るのに、白洲正子さんほど相応しい人はいないでしょう。
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すべての美しい馬 (ハヤカワepi文庫)
決してコーエン兄弟の映画『ノーカントリー』の原作『
血と暴力の国 (扶桑社ミステリー マ 27-1)』の作者だからということでなく、趣向の近い
コホネスさんのブログでハマリ具合を拝見し、今まで読んだことのない作家に興味をもった次第。全くノーマークでしたが、この『すべての美しい馬』もマット・デイモン主演でビリー・ボブ・ソーントン監督で映画化されていたんですね。多分配役を見ただけで、上演直後に眠りに入ってしまいそうですが。ペネロペ・クルスがヒロイン役なんて・・・
すべての美しい馬(DVD)
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変わらぬ哀しみは (ハヤカワ・ミステリ文庫 ヘ 4-12)そのコーマック・マッカーシーの著作がなかなか書店で見つからずにうろうろしていて(絶版も多くプレミアついて9000円オーバーとか・・・)、見つけたのが、ペレケーノス。何時の間に新作が出てたんですか!?
今度はデレク・ストレンジ シリーズ。舞台は68年。まずはシリーズ前作を読み直して、そして夜のお供に相応しいアルコールを用意しないと。
先日のエントリーで少しだけ触れた当本、
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術に
著者の泉正人さんさんからコメントをいただいてしまいましたので、改めてエントリーします。
それにしてもご本人様からコメントをいただくのは、驚きです。著書に触れられたブログを自動収集して、ご自身で丁寧にコメントをつける「仕組み」を実践されていらっしゃるのでしょう。言行一致でさらに好感がもてますね。
さて、当書ですが、改めてどういう本かといいますと、
誰でも、今すぐにとりかかれ、すぐに結果を出せる仕事術を解説した本です。
「仕組み」とは何か、次のように定義つけています。
「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」。
あらゆる仕事は性格上、「作業系」と「思考系」に分類することができます。
クリエイティビティを要求される「思考系」の仕事は、本人のパーソナリティに依存し、時間もかかり、終了も推し量ることができず、また成果も見えにくいものですが、「作業系」は違いますよね。ゴールは決まっていて、判断の余地を要しないものです。
そのような「作業系」の仕事を、本の帯にもありますが
「才能に頼らない」
「意思の力に頼らない」
「記憶力に頼らない」
といるルールに基づいてすべてを「仕組み」に落とし込むことで、いやおうなく完了させてしまうのです。
具体的にはどのようにするのかというと、
業務のフローに即した適切なチェックシートを作成する
データを一元管理する
todoリストを使って全てのタスクも一元管理する
のです。
チェックシート作りのコツとして
1 「to do」 と 「詳細」に分ける
2 できるだけ細かい手順に落とし込む
3 判断を入れない
4 2度目からはアルバイトでもできるように
このルールに基づいて、全てのルーチンワークをチェックシートに落とし込んでいきます。最初の一回目にチェックシートを作り、次回からはメンテナンスしてよりよいチェックシートに改善していくことでより仕事の精度をあげることができます。
メンテナンスを簡単にできることが「仕組み」を仕事に定着させるために必要な条件なので、原則的にPCで作成(更新が簡単)、作業時にプリントアウトして使います。またチーム作業において、さらに効果を増すので共有する場合が多くなりますが、泉さんの会社ではルールとして
1 チェックシートは共有フォルダに判るように保存、必要な時にいつでも誰でもすぐに使えるようにしておく
2 チェックシートを使用するメンバーでメーリングリストをつくり、更新があればそのつどメーリングリストにその情報を流す
3 シートの更新は誰でもOK。ただし更新したらその情報をメーリングリストに流す
こととしています。
つぎのデータとタスクの一元管理において泉さんがアウトルックを利用していること、そしてその利用法が、また大いに参考になりました。
というのも僕も最初はアウトルックを使っていたのですが、シゴタノやいろいろなライフハック系のサイトなどで紹介された新しいいろいろなサービスに手を出し、収拾がつかなくなり、結局またアウトルックに戻ってきたところだったからです。
オンライン系のサービスにはそのよさもありますが、ログインしないと使えないとか、先方のサーバーのメンテナンスで使えない時間があるとか、それこそサービスをやめてしまったら全部消えてしまうなど、マイナス要素があるのであれば、嫌いな会社(←余計な判断)とはいえPCにインストールされており立ち上がりも早いアウトルックを使うことは、スケジュール、タスク、メールの全てを一元で管理できるので、やはり仕事においては最善でした。
その他メール作成や情報収集などについてもノウハウが述べられていますが、その辺は実際に本に触れてください。
とにもかくにも、当「仕組み」仕事術によって、作業系の作業をもれなく無駄なく無理なくこなすことができ、より「思考系」の作業に時間を割くことができるようになり、またそれらの作業においても、細かくタスクに落とし込むことによって「作業系」の作業に振り分けることができるようになります。取り入れてみて、損はないですよ。
昨晩は日本橋でアリタリア航空のイベント。まだワインが残ってます