これから読む本リスト
「仕組み」仕事術
ビジネス格言集 より
『プロの学び力』
なんでも見てやろう
野宿大全
行きずりの街
新年の読書
『私を見て、ぎゅっと愛して』
「あした蜻蛉の旅」志水辰夫
これから読む本リスト
・
西行 (新潮文庫)
まずは白洲正子さんによる
西行_wiki伝。桜の花が咲く前にぜひ読みたい1冊。ついに愛しのドラマ「鹿男あをによし」が終わってしまいましたが、日本人とは誰か、その源泉に触れたくなった今、日本人に桜の花を愛でる風習をつけた元祖ともいうべき西行のひととなりを改めて知るのに、白洲正子さんほど相応しい人はいないでしょう。
・
すべての美しい馬 (ハヤカワepi文庫)
決してコーエン兄弟の映画『ノーカントリー』の原作『
血と暴力の国 (扶桑社ミステリー マ 27-1)
』の作者だからということでなく、趣向の近い
コホネスさんのブログでハマリ具合を拝見し、今まで読んだことのない作家に興味をもった次第。全くノーマークでしたが、この『すべての美しい馬』もマット・デイモン主演でビリー・ボブ・ソーントン監督で映画化されていたんですね。多分配役を見ただけで、上演直後に眠りに入ってしまいそうですが。ペネロペ・クルスがヒロイン役なんて・・・
すべての美しい馬
(DVD)
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変わらぬ哀しみは (ハヤカワ・ミステリ文庫 ヘ 4-12)
そのコーマック・マッカーシーの著作がなかなか書店で見つからずにうろうろしていて(絶版も多くプレミアついて9000円オーバーとか・・・)、見つけたのが、ペレケーノス。何時の間に新作が出てたんですか!?
今度はデレク・ストレンジ シリーズ。舞台は68年。まずはシリーズ前作を読み直して、そして夜のお供に相応しいアルコールを用意しないと。

先日のエントリーで少しだけ触れた当本、
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
に
著者の泉正人さんさんからコメントをいただいてしまいましたので、改めてエントリーします。
それにしてもご本人様からコメントをいただくのは、驚きです。著書に触れられたブログを自動収集して、ご自身で丁寧にコメントをつける「仕組み」を実践されていらっしゃるのでしょう。言行一致でさらに好感がもてますね。
さて、当書ですが、改めてどういう本かといいますと、
誰でも、今すぐにとりかかれ、すぐに結果を出せる仕事術を解説した本です。
「仕組み」とは何か、次のように定義つけています。
「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」。
あらゆる仕事は性格上、「作業系」と「思考系」に分類することができます。
クリエイティビティを要求される「思考系」の仕事は、本人のパーソナリティに依存し、時間もかかり、終了も推し量ることができず、また成果も見えにくいものですが、「作業系」は違いますよね。ゴールは決まっていて、判断の余地を要しないものです。
そのような「作業系」の仕事を、本の帯にもありますが
「才能に頼らない」
「意思の力に頼らない」
「記憶力に頼らない」といるルールに基づいてすべてを「仕組み」に落とし込むことで、いやおうなく完了させてしまうのです。
具体的にはどのようにするのかというと、
業務のフローに即した適切なチェックシートを作成する
データを一元管理する
todoリストを使って全てのタスクも一元管理するのです。
チェックシート作りのコツとして
1 「to do」 と 「詳細」に分ける
2 できるだけ細かい手順に落とし込む
3 判断を入れない
4 2度目からはアルバイトでもできるようにこのルールに基づいて、全てのルーチンワークをチェックシートに落とし込んでいきます。最初の一回目にチェックシートを作り、次回からはメンテナンスしてよりよいチェックシートに改善していくことでより仕事の精度をあげることができます。
メンテナンスを簡単にできることが「仕組み」を仕事に定着させるために必要な条件なので、原則的にPCで作成(更新が簡単)、作業時にプリントアウトして使います。またチーム作業において、さらに効果を増すので共有する場合が多くなりますが、泉さんの会社ではルールとして
1 チェックシートは共有フォルダに判るように保存、必要な時にいつでも誰でもすぐに使えるようにしておく
2 チェックシートを使用するメンバーでメーリングリストをつくり、更新があればそのつどメーリングリストにその情報を流す
3 シートの更新は誰でもOK。ただし更新したらその情報をメーリングリストに流す
こととしています。
つぎのデータとタスクの一元管理において泉さんがアウトルックを利用していること、そしてその利用法が、また大いに参考になりました。
というのも僕も最初はアウトルックを使っていたのですが、シゴタノやいろいろなライフハック系のサイトなどで紹介された新しいいろいろなサービスに手を出し、収拾がつかなくなり、結局またアウトルックに戻ってきたところだったからです。
オンライン系のサービスにはそのよさもありますが、ログインしないと使えないとか、先方のサーバーのメンテナンスで使えない時間があるとか、それこそサービスをやめてしまったら全部消えてしまうなど、マイナス要素があるのであれば、嫌いな会社(←余計な判断)とはいえPCにインストールされており立ち上がりも早いアウトルックを使うことは、スケジュール、タスク、メールの全てを一元で管理できるので、やはり仕事においては最善でした。
その他メール作成や情報収集などについてもノウハウが述べられていますが、その辺は実際に本に触れてください。
とにもかくにも、当「仕組み」仕事術によって、作業系の作業をもれなく無駄なく無理なくこなすことができ、より「思考系」の作業に時間を割くことができるようになり、またそれらの作業においても、細かくタスクに落とし込むことによって「作業系」の作業に振り分けることができるようになります。取り入れてみて、損はないですよ。
日経ビジネス アソシエの3月18号に『ビジネス格言集』という
小冊子の付録がついていました。
松下幸之助とか本田宗一郎、ウォーレン・バフェットなど
そうそうたる人々の言葉の中で、最も僕の胸を打ったのが
次の言葉でした。
目の前で悲しんでいる人を見つけたら
何とかして笑わせたい。
そのためなら警察に捕まってもいい。
寿命が縮まってもいい。
同じ冊子ないにあるワタミグループのスローガン
地球上で一番たくさんの
ありがとうを集めるグループになりたい
という抽象的で良く解しがたい言葉に比べて、なんと判りやすく、そして胸を打つ言葉であることだろう。この宣言から彼の芸を振り返ると、心の中が透けて見えてくるようです。
思いもよらず受けてしまった時の照れた仕草、滑った時のしてやったり感。そんな心の裏にはこんな人生観があったのか・・・・
江頭2:50 の言葉でした。 僕の好きな芸人さんの一人ですが、より好きになりました。
プロの学び力
昨年読んだ本の中でもっとも啓蒙された本の内の1冊(最も下記の概念さえつかめれば買わなくてもよいかな?と、あとは紹介されているノウハウを使う使わないで判断)
土台にある哲学は、学生は勉強すること自体が存在理由であるがゆえに、逆説的に言えば学ぶこに理由はいらない。一方でビジネスパーソンにとっては働くこと(稼ぐこと)が本分であるために、一義的ではない。では何故学ぶのか。自分にバリューを出すため、そして高めるためだ。
学びには4つのステップがある
ステップ1[
概念の理解]-基本知識を「
知っている」
ステップ2[
具体の理解]-経験として「
やったことがある」
ステップ3[
体系の理解]-プロとして「
できる」
ステップ4[
本質の理解]-第三者に「
教えられる」
大体のひとの学習がステップ2で終わってしまっている。ここまでは基本的には
インプットのみ。バリューがでない。このレベルを学ぶ上で大事なことは
速さ。100点は取らなくてよいから早く卒業すべし。
実際にはバリューが出るのはステップ3から。ここからはインプットと
アウトプットが重ね合わせになる。またどこで卒業というラインはなくゴールは無限。従って大事なのは速さではなく
深さ・
広さとなる。
たとえば最近始めたTOEICの勉強は、あくまでコミュニケーション・ツールとしての英語のとっかかりに過ぎない。対テストのノウハウを高めることで900点台、あるいは満点近くを狙っていけるかもしれなけど、それには不毛な単語暗記など無駄な時間が必要。
それよりも対外的な評価を得れる点数に達したら、あとは
ロジカル・ライティングのメソッドを英語で学ぶとか、
今の契約書作成レベルの知識から財務レベルまで引き上げるとか、
大使館・政府観光局でのレセプションなどで今のお愛想会話レベルからトラベルジャーナル程度の内容の会話を英語でするようになる、など
膨らませなければ方面多数あり。
そんなことを寒い雪中の散歩(凛と魁は大喜びですが)の後に部屋の模様替えをしつつ、頭の中で整理しておりました。
http://astore.amazon.co.jp/travelbook-22学生時代は趣味のお供として、社会人となってからは商売柄ですが、たくさんの旅行関連の本を読んできました。
その中で、一番読み返した本といえば村上春樹氏の「
遠い太鼓」ですが、一番衝撃を受けた本といえば小田実氏の「
何でも見てやろう (講談社文庫)
」です。
アメリカへのフルブライト留学生となるまでの導入部から、アメリカでの留学時代、そして欧州への旅行記と、海外旅行が自由化する前の50年代にこんなに自由闊達に自己責任で動いていた日本人がいたのかと、ただただ感動を覚え、以降の海外バックパック旅行への原動力となったのでした。
僕らの世代といえば、まずは下川祐治氏の
12万円で世界を歩く (朝日文庫)
、次に沢木耕太郎氏の「
深夜特急
」というのが定番だと思いますが、わくわく度はこれがダントツなんですよね。時代性なのか、ある種のプロジェクトXのように昭和への郷愁なのでしょうか。
享年75歳、闘病生活お疲れ様でした。ゆっくりと休んでください。実は読んでいなかった「
ベトナムから遠く離れて
」を読んでみようかと思っております。
作家の小田実さんが死去 国際的な反戦運動に尽力

今アウトドア系で話題の本。読みました。 別ブログで遊具大全なんてやってますから大全と付くと逃げ出せないのです。
「図解」焚火料理大全とか。
で内容ですが、肯けるところと読み飛ばす所が極端に分かれてました。
僕にとってはトレーニング部分や自転車部分は不要。バックパッキング時のシューズも不要。そのかわりにバックパッキング時の食事や野宿時の動物などに関しては極めて有効。
あと、こういう人が古きよき先生のタイプだよな~と天然記念物を見るような気分でした。
有楽町の紀伊国屋書店、文庫本コーナーでなんと志水辰夫の「行きずりの街」が第一位!ということで平積み大展開されてました。
「このミステリーがすごい!」の1991年度で1位を取った作品なので実に16年前の作品になりますが、20刷り近くを重ね、なおもこのような舞台に立つ。実は古本屋で220円で買ったまま手をつけていなかったので、これを期に読んで見ました。(アマゾンなら1円からあります)
※アマゾン →
行きずりの街
ある事件によって愛する妻と引き裂かれ、また追われるように東京を去っていった主人公が、12年の歳月を経て教え子を探しに東京に舞い戻る。行方をくらました教え子の足跡を辿る内にかつての事件と直面し・・・(以下略)
というお話しは、無理を承知で言えば村上春樹の
ダンス・ダンス・ダンス〈上〉
(アマゾン)のようだが、最後に「ユミヨシさん、朝だよ」なんて言える余裕はもちろんシミタツの主人公にはない。また他のシミタツ作品で感じられる芳醇な自然の香りもない。そこにあるのは90年前後のバブル期の都心(全く古びていない描写)の濃厚な空気感、あるいは閉塞感。そして船戸作品を想起させる暴力の力感と結末に向けてのやや強引なプロット。
だがそんな違和感を補って余りあるシミタツ節がそこにある。主人公が愛する者に向ける眼差しと真摯さと、それを主人公が表現することが出来ないもどかしさが、いつものごとく大いなる流れとして作品を貫いている。
作品後半のプロットについては、高村薫氏なら大幅改稿してしまうだろう、村上春樹氏なら全く別の作品に仕立て直すかもしれない。そんな諸さを持ちつつも一筆書きのように書かれているのは、やはりシミタツ作品ならではで、北上次郎氏が入れ込む(
背いて故郷
とならんで氏の中で1位とのこと)ほどではないにしても、繰り返して読みたくなる素晴らしい作品であった。
電車通勤の車中での読書の際、BGMとして一番嵌っていたのがCCRの
The Concert
。畳み掛けるような描写とジョン・フォガティのボーカルがベストマッチでした。
一回目の読書はページを飛ばすように繰っていったので、昨晩はベッドに持ち込み
オールドブッシュミルズを舐めながら。1時を回ると掛け布団の上をどすんどすんと飛び跳ねていた凛と魁もおとなしく丸まり、ようやく静寂が訪れました。ここでまたまた登場する上原ひろみの
スパイラル(通常盤)
。最新作の
タイム・コントロール
も大傑作ですが夜に聴くにはあの変態ギターは外したい(笑)
※上原ひろみの4作品は、HMVで輸入版で1枚1890円、2枚なら1枚につき1590円で購入出来ます。かならず試聴盤が出てますから聴いてみて下さい。そのままレジに直行間違いなしです。
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
わずかな正月休みは天皇杯決勝と箱根駅伝の往路・復路観戦で消費してしまい、なんとか空いた時間で2冊だけ本が読めました。
■
インテリジェンス 武器なき戦争
”外交”や"国家”を巡って重厚な著作を連発中の”外務省のラスプーチン”こと佐藤優氏が、元NHKの手嶋龍一氏と外交の側面である諜報について対談した本。というより11月発売ですでに20万部を突破しているベストセラー。この本をとっかかりに両者の著作に触れてはいかが?入門書としては悪くないと思います。
★★★★☆(甘めにつけてます)
■
ライフハックス鮮やかな仕事術―やる気と時間を生み出すアイディア
ライフハックスについて語る人は多いですが、僕が知っている中で最も役にたつなと思うのが、この本の著者”佐々木正悟”さん。日経ビジネスオンラインで大橋悦夫さんと共同コラムをもち、
ご本人のブログもあり、ともに楽しく拝読していますが、やはりお金を出して本で読むと身に入り方が違います。
★★★★★(文句なし)
仕事がひといきれ出来たので夕刊を見てびっくりした。
あの
七井翔子さんの日記が
書籍化??
私を見て、ぎゅっと愛して〈上〉
私を見て、ぎゅっと愛して〈下〉
として既に店頭に並んでいる日記は、WEB連載時は
毎日、手に汗を握り、胸をえぐられながら読んでました
(仕事中なのにすみません)
内容が内容なので、翔子さん自身も書籍化の話に驚いた
ようですが、他のWEB→書籍化されたモノと一線を
画し、純文学として痛切に読者の胸に響くと思います。
「出会い系」という言葉に臆することなく、是非ご一読
を。僕も本屋に走らなければ。
現実逃避には、時が経つのも忘れページを繰ってしまうような本を読むのが何より。ふらっと入った目白のブックオフで海外物を一通り物色して獲物が無く、無駄足だったか、と帰ろうとした自分の目に飛び込んできたのがシミタツの
あした蜉蝣の旅
ここ何日かは通勤電車の中だけで読んでいましたが、昨晩はうっかり浴室に持ち込んだのが運の尽き。814頁もある分厚い文庫本の半分以上が未読だったのに、読了してしまい気付いたら2時半でした。風邪引くって。
それにしても、この長大な物語は典型的な宝探し譚の形を借りて、なんという物語を展開しなんという結末を用意しているのか。読み終えてまず連想してしまったのが「北斗の拳」ラオウとの闘いの後に「おいおい海渡るなよ、羅刹って何だよ」と思いつつ結構楽しんでしまいましたが、近い感じです。
「飢えて狼」「避けて海峡」「背いて故郷」と綺羅星の如く輝くハードボイルド三部作と後年の叙情派文学とを足して割らずにそのまま作品に仕上げた太っ腹な本作は、読めば読むほどスルメのように味が出そう。気に入った箇所をちびりちびり読み返して行きますよ。
こういった作品は登場人物を映像化した際に配役をどうするかも楽しみ。それだけでお酒が進みます(笑)。あっ、まだアルコールは呑めないですが。